卒園記念のすみっこぐらしハウス。
作者の思いと細かいワザが住宅造りに生かされています。
それでは詳しく見ていきましょう。
まず、外観。
茶系をベースとした外壁に、いろいろなアイテムが貼り付けられて、
断熱効果を高めているっぽい。
広々とした開放的なリビングからダイレクトに外へ。
もちろん段差のないバリアフリー。壁や扉などの障害物も一切なし。
芝生の敷き詰められた庭は、十分なスペースと赤いなにかが確保され、
子どもたちの楽しくあそぶ声が聞こえてきそうです。
屋上にも遊具っぽいいろんな何かがあちらこちらに配置されて楽しそう。
夜間も遊べるように、キャンドル的な照明がありますので、オールであそべますね。
ただし、安全柵がないため、小さなお子さまはお気を付けください。
勇気があるお子さまは、屋上から1階まで、すべり棒で大胆に瞬間移動ができるしくみ。
このしくみは、めぐみ幼稚園にも欲しかった~~
すべり棒のササクレにはご注意ください。
リビングには、小さく感じのよい窓はひとつだけ。
大胆に開口したリビングには、このサイズの窓で十分。
壁とカーテンと窓の格子の色が、落ち着きを感じさせます。
2階に干した洗濯物が、生活感を感じさせます。
奥のほうにひっそりと、テーブルと椅子のセット。
テーブルクロスのグリーンが差し色となって、さわやかな空間を演出。
出入りの際は、段差を乗り越えなけらばならないため、
無理なく筋力がつくシステム。
庭の反対には、植木が見えていて、そこからいきなり船着き場。
黒いロープで曳航するという船は、3両編成。
よく見ると、アンカーがうってある!
さらに落水に備えて浮き輪も完備。
幼稚園児作とは思えない緻密さと、幼稚園児ならではの大胆さを兼ね備えた
すばらしいすみっこぐらしの家。
一家に一軒ほしいと思わせるステキなお宅でした。